法被と半纏の違い
法被なのか半纏なのか...
現在は、お祭り衣装、職人さんの仕事着、飲食店などでほとんど区別なく着用されている場合が多く、どちらも間違いではないと言えますが、、
今回はその違いをわかりやすく解説させて頂きます
法被の半纏も江戸時代の中期以降に生まれたものですが、そのルーツは異なるものとされています
法被は江戸中期のひっ迫した財政状況の中、羽織を作る際の貴重な反物の節約という視点から登場した羽織を簡略化したものになります
羽織よりも手軽に作れる上等品ということで広まり、特長は、単の羽織のような短衣で胸紐があり、紺、縹(はなだ)で染め、家の印を背と裾まわりにつけられていました
半纏は、一般庶民に着用を禁止された羽織や法被にかわって流行したものとされています
仕事着の上衣として帯を緩めたものが古く、一般にハンチャと言われていました
庶民の間で普及する過程として、当時憧れであった火消しが半纏を着用することでこれが急速に法被の代わりとして普及していきました
法被
・羽織の簡略化がルーツ・武家で着用・襟が折り返っている・胸紐がある
半纏
・羽織、法被の庶民着用禁止がルーツ・庶民が着用(火消し、商人、職人、祭礼)
・襟が折り返っていない・胸紐がない
今はどちらの呼び方も間違いではないと思われますが、もし祭礼などで使用される際は、歴史的背景が景況している場合があるので、
代々法被と半纏どちらで呼ばれてきたかを確認して踏襲していくのが良いと思います
ご参考まで
建築クイズ!③
更新が遅くなりました、、、
お久しぶりに、建築クイズです!
今回は建築用語クイズ 難読漢字編です☆
普段使わないけれど、建築関係ではでてくる(ときもある)
難読漢字に 挑戦してください!
読めますか(⌒∇⌒)?
1. 本実
2. 割栗石
3. 三和土
【こたえ】
1. ほんざね
凹凸をもって2材を結合、もしくは
凹凸になった その加工部分のこと
無垢材のフローリングを組み合わせる際に よく使う方法です。
2. わりぐりいし
そのままの読み方ですね。
栗石を10センチ程度に割った石で、地盤を緩めるために
基礎の下に敷き詰めるもの
木造建築の基礎で使用します。
3. たたき
石灰と土をまぜて敷き並べ、丁寧に叩いた 土仕上げの土間、もしくは
叩いた土 そのもののこと
コンクリートをたたき と呼んでいる場合もあります。
さて、何問正解できましたか?
モンチッチ公園(モンチッチ誕生日)
鈴木大建興業のすぐそばに
「モンチッチ公園」があります。
本日6月22日は モンチッチの誕生日だそうです(^▽^)
おめでとう!!
正式名称は「西新小岩5丁目公園」ですが
地域の人たちから、モンチッチ生誕の地にちなんで
「モンチッチ公園」と愛称をつけることにしたそうです。
公園の入り口 のモザイク画をはじめ、案内板やトイレの壁面など
様々なシーンでモンチッチを楽しむことができます。
また、この公園は災害時の応急活動の場にもなっており、
防災施設も数多く設置しています。
お近くにお越しの際は
懐かしのモンチッチ を感じに公園に寄ってみてください☆
おてがみありがとう♪♪
少し前のことですが
ご近所の うらら保育園の園児から
とってもかわいい 嬉しい手紙が届きました
(⌒∇⌒)
お散歩の途中で、当社の前に出してある廃材を持ち帰り
秘密基地をつくって 毎日楽しく遊んでいます!
という内容でした。
子供たちのお役にたてた だけではなく
手書きの手紙から 子供たちの純粋なこころに触れることができ
僕もとてもあたたかな気持ちになりました。
何度も読み返し
明日への活力となっています☆
うらら保育園の先生方 園児たち こちらこそありがとうございました。
また いつでもとりにおいで!!
建築クイズ!②
大変長らくお待たせいたしました。
楽しみにしていた皆様、すみません(笑)
ではさっそく、いってみましょう!
屋根に日本瓦を葺いたときにできる
瓦と下地木材の間のわずかな空間のことを
ある鳥の名前を使って何というでしょう?
A:鳩口 はと
B:雀口 すずめ
C:燕口 つばめ
D:目白口 めじろ
【こたえ】
B「雀口」でした!
今回は少しむずかしかったですね。
瓦には、瓦に入り込む 少しの雨水や
冬の時期に 瓦の内側に付く結露などを 外に出すために
隙間が必ずあります。
その隙間を 塗装などで詰めてしまうと
瓦の内側に入った 少量の水の出る場所がなくなり
瓦の内側で水が溢れて 雨漏りを引き起こします。
雨漏りしたときに「コーキングなどで隙間を埋めれば止まるはず!」
と判断して 補修する方もいらっしゃいますが、
今まで以上に雨漏りしますので、お気をつけください。
お気軽にご相談くださいね。