外壁塗装のすすめ
家を建てて年月が経つと、屋根・壁共に劣化し、塗装が必要となってきます。
「新築後何年たったら塗装を絶対にしなくてはいけない」という決まりがあるわけではありませんが、
大切なのは【大事に至る】前に行うことです。
というものの「100万円も150万円もかけて外塀塗装する意味があるのかしら??」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
塗装の目的は美的要素もありますが、それ以上に「建物の寿命を伸ばす事」と「二次的災害を防ぐこと」なのです。
最初にお伝えした【大事に至る】と言いうことは、壁のひび割れや塗装の幕が劣化することで、壁の内側に雨水が入り込み、下地の柱を腐らせてしまう、といった事態になることです。
屋根の雨漏りは直接天井に落ちるので、音やシミですぐにわかりますが、壁の雨漏りは外側のひび割れ位からしか判断することができません。
この状況に至ると材木は湿気を含み、白蟻を呼ぶ可能性もあります。
さらに、いざ外壁塗装をしようと思ったときに、塗装だけではすまないこともあります。
費用も膨れ上がり、工期も長引き、不自由な生活を送らなくてはならないかもしれません。
外壁塗装には、こうした雨漏りによる二次的被害の誘発を阻止する役目があります。
建築後数十年経過している住宅、壁のひび割れ、コーキングの割れ、明らかに変色している場合や、
壁をさわって白いチョークのような粉が手に着くようでしたら、外壁塗装を検討してみてください。