ロシアの丸太原木輸出規制が日本に与える影響
ロシアが2022年1月から 丸太原木の輸出規制をおこなうことは
木材市場に大きな影響を与えると確実視されています。
今回はコロナによるウッドショックと時期が重なり 混乱をもたらしています。
一見して日本の木材市場とは繋がりの薄そうなロシアの原木事情が
日本にどのような影響をもたらしているのでしょうか
これまでの丸太ビジネスは
「ロシアが原木を中国に輸出し」「中国の安価な労働者が加工し」「日本など第三国に輸出する」
というモデルによって成り立っていましたが
ここにきてロシアが原木の輸出をストップする宣言をくだしました。
特に日本のフローリング、建材メーカーなどはこのビジネスモデルで製造された木材製品に多く依存しており
今回の長期にわたる深刻なウッドショックの原因の一つに繋がっています。
早めの確保が必要となり 単価は月ごとに値上がりをしている厳しい状況ですが
情勢を見ながら乗り切っていくしかないです。
そして世界的に猛威を振るう新型コロナウイルスの一連の騒ぎが落ち着いて
平常に戻ることを切に願います。。。